Googleスプレッドシートの使い方【iPhone編】
エクセルのように使えるGoogleスプレッドシートを使用する機会が増えたように思えますが、オンラインストレージのように使えるGoogle DriveのiPhoneアプリがバージョン1.2にアップデートされてGoogleドキュメントとスプレッドシートが編集できるようになりました。
Googleスプレッドシートの主な特徴
そこそこに使えるiPhoneでのGoogleスプレッドシート編集
早速iPhoneでのGoogleスプレッドシートを色々と操作をしてみたのですが、枠線や手打ちの計算式などが行え、エクセルの基本的な操作がiPhoneでここまで編集できるのかというのが最初のインパクトとしてあります。
少しアプリが不安定な部分がありますが、無料のオンラインストレージとして利用するだけではなく、ファイルを編集できるようになったので、これは今後に益々期待できそうです。
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Googleスプレッドシートの使い方
iPhone向けのGoogle Driveのスプレッドシートは、開くたびに最新版に更新され、同じスプレッドシートを閲覧、編集している他のユーザーの確認、変更をリアルタイムで閲覧可能です。
こんな感じの完成したサンプルを例に使い方を紹介したいと思います。
スプレッドシートの基本はシングルタップで選択、ダブルタップ編集
基本は、シングルタップでセルを選択、ダブルタップで編集です。
編集が終わりましたら、画面右のチェックマークをタップして編集を終わります。
完成サンプルのようにここは「Adobe」と入れました。
ちなみに、作業の取り消しはiPhoneを振ることで取り消しができます。
編集メニューの表示
2行目のセルを選択した状態でもう一回セルをタップすると、セルを編集するための「カット」、「コピー」、「クリア」が表示されますが、ここはコピーです。
ハンドルをドラッグで複数セルの選択
複数のセルの選択は角のハンドルをドラッグで複数のセルを選択することが出来ます。
複数選択した場合でも編集メニューは適用できますので、複数選択したらタップで編集メニューを表示させます。
ここはペーストです。
セルの連続編集
3行目から5行目までペーストして編集した状態ですが、セルは入力欄の右にあるチェックマークをタップしなければ、連続してセルを選択して編集することができます。
行の高さや列の幅の調整方法
業や列のヘッダーをタップして、端をドラッグすることで行の高さや列の幅の調整できます。
行の挿入方法
行の挿入方法ですが、まずは行のヘッダーをタップして行を選択します。
そしたら、もう一回セルをタップして編集メニューを表示させ、メニューの右端にある矢印をタップすると画面のように「1行/列を前に挿入」というメニューが表示されますのでそれをタップです。
行を挿入してさらに編集したところです。
関数は手入力
関数についてですが、残念がら手入力する必要があります。
サンプルではセルB3からB6までの合計を求めるSUM関数を手入力で打っています。
関数式は、予め辞書登録をやっておけば楽かもしれません。
例えば、辞書に「ごうけい」と入力したら、変換候補に「 =SUM( : ) 」と表示させればいいわけで、後はセルの番号を入力すればいいだけです。
セルに枠線の入れ方
セルに枠線を入れる方法です。
画面上部のメニューバーの「セル」、「枠線」を選択することで好きな枠線を入れられます。
セルの結合
セルの結合は、複数のセルを選択した状態で、メニューバーの「セル」をタップして「セルを結合」でセルを結合できます。
ここまで来ればも完成したようなもので、後は画面上部のメニューバーの書式設定を使って背景の色やフォントの大きさ、文字の位置調整をして完成です。
Googleスプレッドシートの基本操作
基本操作に関する内容です。
・ピンチイン・ピンチアウトでスプレッドシートを拡大縮小
・シングルタップでセルを選択、ダブルタップでセルを編集
・行や列のヘッダーを長押ししてドラッグすると、一度に複数の行や列を選択
・角のハンドルをドラッグで複数セルの選択
・画面下部のシートを長押ししてドラッグで、スプレッドシート内で移動
・シート名の横にある矢印をタップで、行や列で「削除」、「コピーを作成」、「名前を変更」、「固定」の操作
・現在のところ、スプレッドシートのグラフや画像を表示することはできない
・キーボードの「改行」 をタップすると、列の次のセルに移動
・セルの編集が完了したら、データ入力ウィンドウの右側にあるチェックマークをタップ
・画面上部のツールバーは、スライドでさらに「太字」、「斜体」、「下線」、「取り消し線」 オプションを表示
・ウェブ上のGoogle スプレッドシートで使用可能な関数は、アプリでもほとんどサポート
・画像に依存する関数(=Sparkline()、=Image() など)は使用できない
・関数の入力中にセルを選択することはできない、参照セルの名前を入力する必要がある
・操作のキャンセルはiPhoneを振る
・セルを選択した状態でもう一度セルをタップで「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」、「クリア]」のオプション メニューが表示
・画面上部のツールバーの「セル」ボタンをタップすると、「枠線」、「セル内で折り返し」、「セルを結合」のメニューを表示
・「配置」ボタンをタップすると、セル内のテキストの上下、左右の配置
・行や列のサイズ変更ハンドルをタップしてドラッグすると、サイズを変更
・シート名の横にある矢印とタップすると、シートの削除、複製、行や列を固定