iPhoneの電池バッテリーの消耗を抑える方法
常に手放せないiPhoneですが、一日中使っているとバッテリーの減りが早くあっという間になくなってしまうこともしばしばあります。
そこでiPhoneの電池の消耗を抑えて長持ちさせるための方法を紹介したいと思います。
目次
- 電池消耗の主な原因は通信と動きのある動作
- バッテリー残量をパーセンテージ表示に
- 早めの低電力モード
- 長時間使わない場合は機内モード
- アプリのバックグラウンド更新をオフにする
- 予備バッテリーを持つ
- 自動ダウンロードをオフにする
- 画面の明るさを落とし、自動調整に設定
- 状況に応じてWi-Fiを使い分ける
- 安定したWi-Fi環境なら携帯ネットワークをオフにする
- Bluetoothは基本的に切る
- AirDropの受信をしない
- アニメーションを減らす
- 位置情報サービスオフにする
- 通知を無効にする
- ゲームや動画などの処理が重いアプリの使用を控える
- 最新のiOSにアップデートする
- ダイナミック壁紙、Live Photoの使用を控える
- メールの通知をオフにする
- インターネット共有はオフにする
- 画面ロックの自動ロック時間を短くする
- 極端な周囲温度での使用を避ける
- 充電時はカバーを外す
- ダークモードにする
電池消耗の主な原因は通信と動きのある動作
個々にもよりますが、ゲームで遊ぶ、動画を観るなど端末に重い処理をさせる使い方以外で、バッテリーが減る主な原因としては通信があげられます。なので、この2つの原因を常に意識することで自然と対策もしやすくなります。
バッテリー残量をパーセンテージ表示に
これは電池消耗に対する意識を持たせるための設定ですが、バッテリー残量を%(パーセンテージ)に設定することで正確な数値を把握して、数値に対してどのような対応をするのかを体感して体で覚えていくものです。
設定の「バッテリー」を選択。
バッテリー残量(%)をオンにします。これでバッテリーの横に数値が表示されます。また、この画面ではアプリの電池の使用状況が把握できますので、それらも把握して処理を限定するといいでしょう。
早めの低電力モード
デフォルトでは電池の残量が残り20%以下になると低電力モードに切替えるかというお知らせが表示されます。低電力モードではデバイスのパフォーマンスを最適化したり、アプリのバックグラウンド更新の停止やアプリの同期停止などが行われ機能が低下しますが、電池を長持ちさせることができます。
個々の使用状況にもよりますがバッテリー残量30%で持つかどうかを判断して、充電まで持たないようであれば早めに切替えるのもいいでしょう。
iOS 11以降であればiPhoneのコントロールセンターから素早く切り替えができるようになります。コントロールセンターで使うためには、まずは低電力モードの機能を追加する必要があります。
まずは、設定の「コントロールセンター」をタップ。
次は「コントロールをカスタマイズ」を選択。
そしたら「低電力モード」の機能を追加します。
後は、コントロールセンターからオンにするだけです。
長時間使わない場合は機内モード
例えば、授業中、仕事中、映画鑑賞中、乗り物の移動でiPhoneを長時間使わないような時は、通信を遮断する機内モードにセットしておくといいでしょう。個人的にはこの機内モードが一番効果的に節約できると実感します。ただし、通信を遮断するので連絡待ちなどをする必要がある場合には控えましょう。
コントロールセンターで機内モードのアイコンをタップすれば、すぐに機内モードになります。
アプリのバックグラウンド更新をオフにする
アプリのバックグラウンド更新をオンにすると自動でコンテンツのアップデートをやってくれて凄く便利ですが、それがバッテリー消耗の原因だったりします。自動更新をオフにしましょう。
まずは設定の「一般」を選択。
次に「Appのバックグラウンド更新」をタップ。
個別にアプリのバックグラウンド更新を停止することもできますし、全てを一括でオフにすることもできます。
予備バッテリーを持つ
一番手っ取り早いのは予備バッテリーを持つことかもしれません。これならiPhoneのバッテリーが減っても安心です。予備バッテリーの中には、ケースと一体型になっているものもありますので、そういったものを検討するのもいいでしょう。
自動ダウンロードをオフにする
基本的に自動で通信が発生する挙動は便利な半面、バッテリー消耗の原因となります。自動ダウンロードなんかもその一つです。
設定の「iTunes StoreとApp Store」を選択。
ミュージック、App、ブックとオーディオブック、アップデートをオフにします。
画面の明るさを落とし、自動調整に設定
明るければエネルギーの消費も当然大きくなることは必然的なので、画面の明るさを落とすことで電池を長持ちさせます。iPhoneのコントロールセンターで明るさを調整調整できます。
設定から行うには、下記の手順。
設定
さらに、明るさの自動調整もオンにしておきましょう。
設定
状況に応じてWi-Fiを使い分ける
家にいる場合には安定したWi-Fiを使うことができますが、屋外の場所によっては電波が悪かったり混雑したりしていると端末がWi-Fiを探しにいったりして無駄にバッテリーを浪費することになってしまいます。
なので、その場合にはWi-Fiを切りましょう。コントロールセンターから簡単にオフにすことができます。
設定からの変更
設定
安定したWi-Fi環境なら携帯ネットワークをオフにする
自宅など安定したネットワーク環境にいるなら携帯のネットワークをオフにしましょう。Wi-Fiの方が携帯電話ネットワークよりも消費電力が少ないためです。
コントロールセンターからオフにできます。
Bluetoothは基本的に切る
Bluetoothも基本的には、ワイヤレスイヤホンなどBluetooth対応の接続機器を探すわけですが、接続機器がないのに探し回るのは無駄にバッテリーを消耗するというのは言うまでもありません。
基本的に接続する機器がないのであればオフにしておきましょう。
これもコントロールセンターからオフにすることができます。
設定からの変更
設定
AirDropの受信をしない
iPhone同士での写真の送受信に便利なAirDropも、交換する機会がないのなら基本的には受信しない設定をしておきましょう。
コントロールセンターを開いたら左上の通信エリアを3Dタッチします。
さらに通信関係のアイコンが表示されますので、AirDropを選択します。
後は「受信しない」を選択です。
設定からの変更
設定
アニメーションを減らす
初めて使う場合には、そのアニメーションに感動を覚えるのですが、そのアニメーションをするのにもやはりエネルギーが必要なのです。なので、そのアニメーションをなるべく切ります。
「設定」を開いて「一般」を選択します。
次は「アクセシビリティ」。
今度は「視差効果を減らす」を選択。
最後は「視差効果を減らす」をオンにします。
位置情報サービスオフにする
Googleマップなどの地図アプリなども通信を介する位置情報サービスも便利な半面、バッテリー消耗の原因となります。位置情報サービスの個々のアプリの設定を無効にするか、全てオフにしましょう。
プライバシーを選択。
次は、「位置情報サービス」を選択。
そしたら、位置情報サービスをオフにします。これは位置情報サービスを利用する全てのアプリに対してすべて無効にします。個別に無効にすることもできますので、必要ないアプリはオフにしましょう。
通知を無効にする
通知を必要とするアプリは意外とあります。本当に通知が必要なアプリだけに限定して通知はオフにしましょう。
設定の通知を選択します。
本当に必要なアプリの通知だけ残して後はオフにしましょう。
ゲームや動画などの処理が重いアプリの使用を控える
冒頭でも述べましたが、ゲームで遊んだり動画の閲覧はコンピューターに重い処理をさせることになり、そのためのバッテリーエネルギーが必要となるので必然と消耗が著しく減ります。なので、重い処理となりそうなアプリの使用は控えましょう。
最新のiOSにアップデートする
iOSは常に改善がなされており、バッテリーの持続時間が長くなるようなアップデートがある場合がありますので、常に最新のバージョンにアップデートをしておくようにしましょう。
下記の手順でお使いのソフトウェアは最新です」と表示されていなければアップデートしましょう。
設定
ダイナミック壁紙、Live Photoの使用を控える
ダイナミック壁紙、 Live Photoは見ているだけでも楽しいものがあったりするのですが、これも動きのあるものなのでバッテリーの減りを促す要因となります。
設定
メールの通知をオフにする
今では連絡はメールではなくLINEやFacebook、TwitterなどのSNSを使う機会も多く、メールでのやり取りは殆どないのではないでしょうか。iPhoneのデフォルトのメールを使っていないのであれば、通知機能をオフにするといいでしょう。
設定
インターネット共有はオフにする
外でノートPCなどをネットに繋げる時に便利なテザリング機能ですが、基本的に使っていないのであればオフにしましょう。
コントロールセンターの通信エリアを3Dタッチでします。
そしたら「インターネット共有」をオフにします。
画面ロックの自動ロック時間を短くする
iPhoneの画面を自動でロック画面にしてスリープ状態にする時間を短くしておきましょう。
設定
極端な周囲温度での使用を避ける
iPhoneやiPadのバッテリーは、0〜35℃の環境下で最もよく動くように設計されており、最適な温度は16°C〜22°Cとしています。なので、冬場の寒いゲレンドで使用するとあっという間にバッテリーがなくなります。なので、なるべく暖かい場所や、逆に35℃以下の場所で使うようにしましょう。
充電時はケースを外す
充電時は端末が熱くなるのですが、スマホのケースをしたまま充電すると熱がこもってバッテリーに悪影響を及ぼします。これはバッテリーの寿命そのものに影響を与え、バッテリー減りが早くなる原因の一つともなります。
ダークモードにする
最近の研究結果では、スマホのデザインテーマを黒地ベースの背景にすることで電池の消耗を抑えられると言われており、アプリによっては通常のテーマの他にダークモードを用意しているアプリもあります。例えば、ツイッターなんかではダークモードが用意されていますので、それを適用するといいでしょう。
参照先
Apple