iOS 7で迷惑メッセージを拒否できるようになったiMessageの使い方
iPhone iOS 7では「メッセージ」に連絡が来る相手を指定して着信拒否をしてブロックすることができるようになりました。
迷惑メッセージ拒否のやり方も見つつ、iMessage機能について見ていきたいと思います。

目次
- 「メッセージ」と「メール」アプリの違い
- 「メッセージ」アプリのSMS、MMS、iMessageの特徴
- iMessageの基本的な使い方
- 迷惑メッセージの着信拒否のやり方
- 「開封済み」を相手に知らせてくない場合
- iPod touchやiPad Wi-Fi版でiMessageを使う方法
「メッセージ」と「メール」アプリの違い
iPhoneには、メールのやり取りができる「メッセージ」、「メール」という2つのアプリがデフォルトで入っています。
初めての人は戸惑うかもしれませんが、それぞれ以下の特徴があります。
メッセージアプリの特徴
「メッセージ」アプリは、SMS、MMS、iMessageのサービスが利用でき、アプリ「LINE」のように、チャット風の画面でやり取りができ、グループチャット的なこともできます。
メールアプリの特徴
「メール」アプリは主に長文のEメールでのやり取りに向いており、GmailやSoftBankの@i.softbank.jpは、IMAPに対応しており、PCで設定すればiPhoneからでもPCからでもEメールでのやり取りができて便利です。
「メッセージ」アプリのSMS、MMS、iMessageの特徴
SMSの特徴
・携帯電話会社の音声通話回線を使うので、文章しか送受信できない
・docomo、au、Softbankの電話番号さえわかればメッセージが送信できる
・***@gmail.comなどのEメールに送信することはできない、電話番号のみ
・受信無料、送信3.15円/1回 (プランによる:docomo、au、SoftBank)
・相手に送信したメッセージの開封確認はできない
・吹き出しの色が緑
MMSの特徴
・キャリアメール @softbank.ne.jp、@ezeweb.ne.jpなどのメールでやり取り
・GmailなどのEメールとのやり取りが可能
・メッセージ・写真・動画・位置情報・連絡先を送受信できる
・MMSで相手に送信したメッセージの開封確認はできない
・吹き出しの色が緑
iMessageの特徴
・iPhone、iPod、iPadとのやり取りであれば優先的にiMessageのやり取りになる
・iMessageは、Mac(Mountain Lion以降)とのやり取りもできる
・お互いが相手の連絡先を登録していないと利用できない
・iMessageでのやり取りの場合、Eメールは識別子になり、相手のEメールの受信箱に届かずiMessageに届く
・iPod、iPhone、iPad、iPad mini、Macとのメッセージ同期ができる
・吹き出しの色が青
・送受信に使用するメールアドレスを追加可能
・Wi-Fiだけで使えるので、iPod TouchやWi-Fi版のiPadでも利用できる
iMessageの基本的な使い方
iOS 7でのメッセージアプリの画面はかなりシンプルになりました。
以下は、メッセージのやり取り画面の簡単な説明です。
・画面を左にスライドすると、メッセージを送信した時刻の表示
・自分のメッセージは、青の吹出しで表示
・相手が入力中の場合は吹出しが「・・・」と表示される
・「開封済み」は、相手がメッセージを確認したということ
・カメラアイコンをタップで画像やビデを添付
iMessageの便利な使い方
知っていると少し便利な使い方も紹介します。
・画面上部の時計の辺りをタップすると画面最上部までスクロール
・吹出しを長押しかダブルタップでコピー、一括削除ができる
・画面左端を右にスワイプでメッセージ一覧画面へ
迷惑メッセージの着信拒否のやり方
iOS 7から追加された連絡先の着信拒否は、指定した人の電話、メッセージ、Facetimeを拒否します。
「電話」 → 「連絡先」 → 着信拒否したい人を選択 → ページの一番下「この発信者の着信拒否」
「開封済み」を相手に知らせてくない場合
「開封済み」は、相手がメッセージを確認したかしてないかを知ることができますが、それは時にはSNS疲れと似たような要素になる場合もあります。
設定でそれを切ることもできます。
「設定」 → 「メッセージ」 → 「開封証明」をオフ
iPod touchやiPad Wi-Fi版でiMessageを使う方法
iMessageは通常は、電話番号に紐付けられて利用することになるのですが、iPod touchやiPad Wi-Fi版でiMessageではSIMカードがないため、電話番号は利用できません。
その場合には、メールアドレスを追加して紐付けてやることで利用できるようになります。
「設定」 → 「メッセージ」 → 「送受信」 → 「別のメールを追加」