英単語アプリ「キクタン」の使い方&勉強法

英単語アプリ「キクタン」の使い方&勉強法

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4.51

英語の基本はやはり英単語を知らないと、何も始まりません。

今では様々なiPhoneなどの英単語アプリを使って覚えることができるようになりました。
スマホという特徴を活かすことで、音声や様々な機能を使うことで、紙ベースのものよりも効果的に学習ができるようになります。

今回は、聞いて覚える英単語アプリ「キクタン 【Basic】 4000 ~聞いて覚える英単語~(アルク)」の特徴や、それを使った英単語の覚え方、使い方を紹介します。

キクタンの主な特徴

単語を「聞いて覚える」がコンセプト

英単語を覚えるなら、絶対に意味と一緒に覚えたいのが発音です。
英語がカタカナ英語として日本に入ってくると、それを覚えたままカタカナ英語を使ってもまったくもって通じないことが多々あります。

例えば、ツイッターで使う「follow」。
日本では、フォローとカタカナ英語表記になっていますが、発音により近いカタカナで表記するなら「ファロゥ」となるのではないでしょうか。

また、いくら無味な文字だけの単語を覚えても、人間は初めて聞いた単語を理解することは非常に困難です。

そういう意味では、単語の意味と一緒に英単語の発音も「単語を聞いて覚える」ができるのは大変に有用で、また、文字だけで覚えるよりも聴覚で聞いた方が覚えやすいとも言われています。

間隔を置いて学習できる復習機能

ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスの研究発表によると、人間は暗記をした後、下記のように次第に忘れていくということです。

  • 20分後には、42%忘れる
  • 1時間後には、56%忘れる
  • 1日後には、74%忘れる
  • 1週間後には、77%忘れる
  • 1ヶ月後には、79%忘れる

それをグラフ化したのが、下記のエビングハウスの忘却曲線で、1回だけの暗記だと赤い線のように次第に忘れていくことが分かります。
エビングハウスの忘却曲線

ものを覚えるには、反復練習が一番だと言われていますが、それよりも素早く効果的に記憶を定着させるためには、間隔をおいて学習を行う「間隔型学習」が効果的であると言われており注目されています。
詳細については、こちらを参照。
1万時間勉強するより効果的な学習方法とは? – GIGAZINE

キクタンでは、間隔を置いた復習ができるように設計されており、記憶の定着を手助けてくれます。

復習:
それまでに学んだ単語のなかで、「知らない」とフィルタリングしたものをまとめて学習できます。
それぞれの単語を1日後、3日後、7日後の忘れやすい時期に自動的に再学習するプログラムで、記憶の定着を助けます。

苦手な単語を効率的に学習できるフィルタリング機能

単語を知っているか、知らないかで振り分けて苦手な単語を絞り込む「フィルタリング機能」で、自分の苦手な単語を集中的にトレーニングすることもできます。

試験に出る、日常会話で使える単語選定

キクタン Basic 4000には、語彙研究の成果であるコーパスのデータに、最新の入試問題のデータを加えて徹底的に分析して、その中から必須な英単語1120語が割り出されて収録おり、語彙のレベルは以下の通りとしています。

大学:センター~中堅私大
英検:3~2級
TOEIC:350~600点

キクタンでは1日に16の単語の練習ができるように設定されています。
1120語なので、2ヶ月ちょっとの計算になります。

キクタンは、Basic 4000の他にもレベル別のTOEIC向けアプリもあります。

リズムに合わせて覚えるチャンツ機能

音楽のリズムに合わせて単語を覚える「チャンツ」も、ちょっとした刺激を与えてくれるので覚える手助けをしてくれます。

人間は無味な暗記よりも、「楽しむ」ことでより深く自分の脳に刷り込める生き物です。

クロスワードパズル

学んだ単語を使ってクロスワードパズルをすることもできます。
自分のレベルを図りつつ、単語力、頭の体操にはいいのではないでしょうか。

いつでもどこでも学習できるアプリ利用のメリット

キクタンは、シリーズ200万部を突破した人気の書籍ですが、これのアプリ化で様々なメリットが生まれます。

スマートフォンなので出かける際には常に所持するため通勤通学、出かける際の移動中にいつでも利用することができるので、スキマ時間に学習することができます。

また、かさばるCDや本からも開放されます。

今すぐアプリをダウンロード

キクタンの使い方

英単語を覚える方法

英単語を覚える方法は人それぞれですが、英単語を覚える上で記憶の仕組みやコツを知ることでさらなる効果を期待したいところです。

聞いたら必ず発音をする

人間は、自分が発音できない音を正確に聞き取ることは出来ないと言われます。
なので絶対にやってほしいことは、音声による発音を耳で聞きつつ、自分でも発音をするということです。
「聞いて発音する」ことで記憶への定着を深めつつリスニング力もつけられます。

自分も単なる単語を見るだけの暗記から、この聞いて発音するという作業をするようにしたことで、格段に覚えられるようになり、自分が得手不得手とする英文や単語も意識できるようになりました。
英単語を覚えられたという人の勉強法を見てもこの「発音」を薦める人は結構います。

続きを読む

英単語を覚えるということとは別ですが、日本人には難しい英語の発音をさらにチェックしたい人は、こちらのAppStoreおすすめカテゴリ「ベスト新着App」に選ばれた「発音図鑑 | 発音がわかるとリスニングがわかる」をチェックしてみるといいでしょう。

アメリカ英語で扱う発音記号の音素を、3DCGで「口の中の舌の動き」を確認しながら発音練習をすることができます。
特に日本人には分かりづらい「RとL(rightとlight)」「SとTH(sinkとthink)」「NとNG(thinとthing)」なども解説されていてかなり重宝でするのではないでしょうか。
発音図鑑 | 発音がわかるとリスニングがわかる
関連記事:英語の発音がよく分かるアプリ「発音図鑑」

より正確に近い発音をに興味がある人は、ぜひともチェックしてみてください。

フィルタリングはできれば「知らない」を選択

フィルタリング機能は、自分の苦手な単語を知る上で役に立つのですが、できればフィルタリングは発音を聞いたことがない単語なら「知らない」を選択することをお薦めします。

単語の意味を知っていても、実際の発音を聞いて「え?こういう発音だったのか?」と思わず思ってしまうものもあり、その「知らなかった」というギャップによって脳に深くインプットされて単語を覚えるさらなる手助けとなります。

皆さんも経験があるかと思いますが、「知らなかった」という少し恥ずかしい経験は想い出深く残っているものです。

単語と一緒に例文をイメージしながら発音する

キクタンでは、単語と一緒に例文のフレーズが音声と一緒に収められています。
単語の発音を聞いて発音するだけではなく、そのフレーズの音声を聞いてさらに発音をすることをお薦めします。

その際に例文の状況をイメージしながら発音することで復習時に単語を見ただけで、「あー、これはこういう状況で使う単語だったな」と思い出せるのです。

英単語を紙に書かない

英単語を覚えるということで、ついつい紙やノートに書いて覚えたくなるかもしれませんが、これをすることにより覚える作業が苦痛になってしまい、長続きしません。

キクタンを毎日聞いて、見るようにして苦痛を減らしましょう。

復習前提で進める

先ほどの特徴でも述べたように、キクタンでは1日後、3日後、7日後の忘れやすい時期に間隔を置いて学習できるようにプログラミングされています。

記憶の定着を行うためにも、復習は必ず行うようにしましょう。

また、余裕があるのならば、1日に16個ではなく、3倍、5倍と数量を増やし、2週目、3週目と繰り返し復習をすること前提で進めるのもいいでしょう。

さきほどのエビングハウスの忘却曲線のように人間は忘れていく生き物、1回じゃ覚えられないということを前提に進めましょう。

連想イメージを駆使したプライミング効果の利用

プライミング効果というのは、予めある事柄を見聞きすることによって、別の事柄を思い出しやすくしたり、覚えやすくすることをいいます。

例えば連想ゲームをする前に、果物の話をしておけば、赤という言葉がでたら「りんご」や「さくらんぼ」などが連想されやすくなります。

例えば、includeなんかは、日本語読みだとインクルードですが、「クルッと(クルード)包み込む」とイメージして、包み込むので「含む」と連想することで無味乾燥に覚えるよりは印象深く覚えられます。

人間は、視覚やイメージなどを利用することでより脳にインプットさせることができると言われています。

キクタンの操作方法

キクタンの使い方は、いたって簡単でアプリを起動すれば、色々とヘルプで教えてくれるので操作に迷うことはないかと思いますが、気になるポイントを紹介します。

ヘルプ・ガイド画面の活用

アプリ起動画面の左上にある「i」をタップすることでキクタンの全体の使い方を学ぶことができます。
起動画面のヘルプ

単語チェック画面や詳細学習画面の画面上部にある「?」をタップすることで画面にガイドが表示されますので、操作に迷ったら利用するといいでしょう。
詳細学習画面のヘルプ

ヘルプガイドは、こんな風に表示され、画面右上の「X」で閉じることができ、画面を左右にスワイプすることで他のガイドが表示されます。
ヘルプガイド表示

知らない単語のチェック作業

初めてのスタートの場合「学習スタート」ボタンをタップすると、知らない単語のチェック作業に入ります。
キクタンのスタート画面

先ほども述べたように、単語の意味を知っていても正確な発音を知らない場合には、発音記号もチェックしつつ「知らない」を選択して学習することをお薦めします。

画面右上の「詳細学習」を選択すると、その日に学習する16の単語をすべてを一括で「知らない」に振り分けることができます。
単語の確認画面

意味を考えたら「意味確認」をタップするとこの画面になります。
ここで、「知っている」「知らない」を振り分けていきます。
「知っている」「知らない」の振り分け

完了するとこのように結果画面が表示されますので、「詳細学習」で次に進みます。
結果画面

単語学習画面

上記の「詳細学習」ボタンを選択すると単語の詳細学習画面に移動します。
単語学習画面では、発音を聞けたり発音記号や単語の意味を確認することができます。

ここでは、英単語の周辺をタップすると1回だけ再生させることができ、何回も聞きたい時はリピート再生ボタンをタップします。
音声の再生

画面左上の「星」のアイコンをタップすると、スタート画面の「単語リスト」の中の「単語帳」に登録されるので、気になる単語があったら登録しましょう。

画面右下のリピート再生設定は、Day内全体に対しての設定です。
「単語と例文音声」、「単語音声のみ」、「例文音声のみ」と設定ができます。
リピート設定

余裕のある人は、画面右上の「目」のアイコンをタップして非表示にして、音声の聞き取りから単語と意味を考えてみましょう。
スワイプで前後の単語に進めますが、次のステップとして「例文」で詳細をみていきます。
スワイプによる単語の移動

例文詳細画面

上記の単語学習画面の「例文」をタップすると単語の例文のフレーズと発音を聞くことができます。
単語詳細画面で英単語を非表示にした場合、下記のように例文のように「?」が、表示されます。
非表示にしてない場合は、赤文字で表示されます。

画面右下の「Day内 例文Only」に設定すると、スワイプで前後の例文のみを使っての学習もできます。
例文詳細学習画面

テスト

詳細学習が終わったらテストで、4択になっています。
頑張ってこなして、Day 1が終了です。
テスト

復習学習

「学習スタート」での学習が終わると、「復習」ができるようになり、「知らない」と絞り込んだ単語が時間を置くと復習ができるようになります。
反復練習は続けるようにしましょう。
アプリ起動画面&復習ボタン

チャンツはバックグラウンド再生が可能

チャンツは、音楽リズムに合わせて単語の発音が行われますので、それに続いて発音してみるといいでしょう。
チャンツのリスト画面は、なるべく見ないように単語の詳細画面でしっかりと学習しておきましょう。

ちなみに、チャンツが再生中はアプリを閉じてもバックグラウンドで再生できますので、リピートをweek、またはallに切り替えて聞くのもいいでしょう。
チャンツ画面 チャンツ画面のリスト

単語リスト

単語リストは、「すべて、単語帳、復習単語」の3つに分かれています。
「すべて」は、アプリに登録されてい単語のすべて、「単語帳」は詳細学習の星マークで登録した単語、「復習単語」は単語チェックで「知らない」と選択した単語です。
単語リスト

クロスワードパズル

クロスワードパズル画面は、選択するとすぐに開始されますので、すぐにでもヒントを元に入力しましょう。
結構な頭の体操と語彙力試されます。
クロスワードパズル

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  • アプリ名:キクタン 【Basic】 4000 ~聞いて覚える英単語~(アルク)
  • 販売者: ALC PRESS, INC.
  • 価格(掲載時): 200円
  • アプリサイズ:86.3MB
  • バージョン(掲載時):1.0.41