iPhoneでブログするなら必須なTextExpanderの使い方

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3.91

モバイルとブログの造語としてモブログなんて言葉があるぐらいに、携帯がスマホに進化してさらに色々と出来ることが増え便利になったので、iPhoneを使ってブログを書くことの敷居も低くなってきているのではないでしょうか。

それでもパソコンとの文字入力と比べたらやはり不便ですが、iPhoneをブログを書く上で欠かせないアプリの一つに、iPhoneの文字入力の支援をしてくれるTextExpanderがあります。

TextExpanderの主な特徴

定型文をスニペットとして、簡単に呼び出せる

TextExpanderは、スニペットと呼ばれる定型文を省略記号で簡単に呼び出せるアプリです。
例えば、下記のようなHTMLタグをiPhoneで入力しようとなると、大変に面倒です。

<ul><li>テキスト</li></ul>

これを定型文として登録し、例えば、「ul」と入力したら簡単にそれを呼び出せるようになります。
なので、iPhoneでブログや文章、日記などを書く人は、これがあると非常に楽になりになります。

他の様々なアプリとも連携

文字入力が劇的に楽になるこのスニペット機能は、TextExpanderだけではなく他のアプリとも連携することで、その効果を最大限に発揮することができます。

ただし、他のアプリ全てが使えるわけではありません、下記で紹介したアプリやリンク先で使用範囲が限られます。

マークダウン記法が使えるエディター。
Byword

人気の日記アプリ。
Day One (日誌 / 日記)

その他のiPhone用TextExpanderと連携ができるアプリはこちら。
http://smilesoftware.com/apps/

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iPhoneでブログするなら必須なTextExpanderの使い方

目次

TextExpanderの使い方

iPhone用のTextExpanderは、大きく分けて「スニペットの作成・管理」と「文章作成・管理」の作業を行うことができます。

新規スニペットの追加方法

まずは、新規スニペットの追加方法を見てみましょう。
アプリを起動した後のメイン画面で「Groups」を選択したら、「+」を選択します。
Groupsを選択してスニペットを新規追加

そしたら「Create New Group」を選択します。
するとグループ名の入力画面になりますので入力します。
Creat New Groupを選択

サンプルで「メール」というグループ名をつけてみました。
このスニペットのグループを選択します。
追加したグループを選択

続いては、画面下部の「+」を選択してスニペットを新規追加します。
「+」を選択

Abbreviationに略記号、Contentに定型文などの文章を書き込みます。
略記号は、日本語でも英数字でも構いませんが、以下の点に気をつけて登録しましょう。

  • 頭に「、」記号などを使うと、通常の文章と被らない
  • 覚えやすいように、短めにする
  • 英数字でもOKだが、なるべくキーボードを切替えない日本語の略記号がお薦め
  • 英数字の場合「h2」、「h2-02」のように異なるスニペットで略記号を登録しても、「h2」が優先的に呼び出されて、「h2-02」は呼び出されない
  • 日本語であれば「、ち」、「、ちこく」とするのは可能(「確定」キーが押されるまで呼び出しが行われないため)

終わったら画面右上の「Done」をタップして終了します。
スニペットの編集

ノート画面でのスニペットの呼び出し

実際に登録されたか見てみましょう。
メイン画面のNotesを選択して、画面下部の「ノート一覧」アイコンを選択します。
Notesを選択

続いては、画面下部部の「+」でノートを追加します。
新しいNotesを新規追加

サンプルのスニペットでは、略記号を「、ち」としましたので、それを入力して、キーボードの「確定」をタップします。
略記号を入力

そうすると登録したスニペットの内容が一瞬で呼び出されます。
便利ですねー。
このノートの機能には、文字数をカウントしてくれたり、共有ボタンでツイッターに投稿やメールを送信することができます。
TextExpanderを入力した結果

拡張コード:クリップボード操作やカーソル位置の指定、テキストの選択

TextExpanderには拡張コードが幾つか用意されており、「Content」に記述することでさらに便利になります。

クリップボードの中身を貼り付け

サンプル

  • コード:%clipboard
  • Abbreviation:、かこ
  • Content:「%clipboard」

「、かこ」と入力したらクリップボードにコピーしたテキストをカギ括弧で囲んで呼び出します。

スニペット作成画面で「」を入力して、長押しをするとメニューが表示されますので右矢印をタップして「Insert」を選択します。
長押しで「Insert」を選択

Insert画面では、「Clipboard」を選択します。
「Clipboard」を選択

するとこんな感じでスニペットが出来上がります。
クリップボードの内容をカギ括弧で貼付け

この後の拡張コードに関してもやりかたは一緒です。

カーソル位置の指定

サンプル

  • コード:%|
  • Abbreviation:、りす
  • Content:<li>%|</li>

「、りす」と入力したら「<li>|</li>」のようにカーソル位置を指定できます。

Insert画面では、「Positon Cursor Marker」で挿入します。

テキストの選択

サンプル

  • コード:%\
  • Abbreviation:、たい
  • Content:<li>%|タイトル%\</li>

「、たい」と入力したらタイトルのテキスト部分を選択した状態でh2タグを呼び出します。
「%/」は、必ず「%|」よりも後ろに指定する必要があります。

Insert画面では、「Selection Range」を挿入します。

日付フォーマット

上記の拡張コードのように日付フォーマットも用意されています。
サンプルをいくつか紹介します。

  • %Y月%1m月%e日 : 2014年5月16日
  • %Y-%m-%d (%a) : 2014-05-16 (Fri)
  • %e %b %Y : 16 May 2014
  • %H:%M:%S : 22:18:50 (時間)

Insert画面では、「Date」又は、「Time」を挿入します。

必要な箇所だけを入力するためのFill-in Field(フィル・イン・フィールド)

Fill-in Fieldも拡張コードから挿入できる機能で、例えば下記の文のように〇〇〇の箇所だけを書き換えたり、選択できるようにすることで文章を完成させることができ、日々のルーティン的なメールのやり取りであれば、これはかなり便利な機能です。

「今日の待ち合わせは、〇〇〇でよろしくお願いします。」

使い方を見てみましょう。
まずは、スニペット作成画面のContentエリアで長押しして「Insert」を選択。
そしたら「Fill-in Field」を選択します。
Fill-in Fieldを選択

次は、「Single-line Text Field」を選択すると、コードが挿入されます。
field 1というテキストが選択された状態になっているので、「名前」と書き換えてみます。
Single-line Text Fieldを選択 選択された箇所を書き換える

同様に、「Insert」メニューの「Popup Menu」を選択すると下記のようなコードが挿入されます。
Popup Menuを挿入

コードを下記のように書き換えます。
%fillpopup:name=popup 2:option 1:default=option 2:option 3%

%fillpopup:name=場所:新宿:default=渋谷:池袋%
Popup Menuの項目を書き換える

終わったら、スニペットを共有ボタンで動作確認します。
すると、このように「Single-line Text Field」を挿入した箇所は文字を入力できるテキストフィールドが、「Popup Menu」を挿入した箇所は、プルダウンによる選択メニューが表示されます。
これらを満たして「Done」で完了させると、その内容をメールやツイートすることができます。
共有ボタンで動作を確認

「Popup Menu」のコード自体はさほど難しくはなく、選択肢としてのOotion 1~3を書き換え、「default=」は予め選択されたメニューを指します。
上記のようにこの場合は、渋谷が選択された状態になります。

定義済みスニペットの読み込み

TextExpanderには予めHTMLタグやCSS、絵文字、シンボルなどの定義済みスニペットが用意されています。
それらを呼び出して、自分の使いやすいように編集することができます。

メイン画面のGroupsを選択し、「+」でメニューを表示させたら「Add Predefined」を選択します。
Add Predefinedを選択

次に「HTML」を選択します。
HTMLを選択

そうすると、Groupsの画面にHTMLのグループが追加されます。
定義済みのスニペットは、そのままでは編集できませんので、それをコピーして使用する必要があります。
なので、まずはHTMLの「i」ボタンを選択します。
「i」アイコンをタップ

続いては、「Make Editable Copy」を選択してコピーします。
Make Editable Copyを選択

Groupsの画面に戻ると「HTML copy」というスニペットのグループがコピーされているのが分かります。
オリジナルのHTMLは削除してもまた再度追加ができますので、左にスワイプしてここは削除しておきましょう。
そしたら、「HTML copy」を選択します。
HTML copyを選択

後は、好きなタグを選択して好きなように略記号を修正するだけです。
後はお好みに応じてHTMLを編集

他のアプリとの連携

TextExpanderのスニペットは、他のアプリと連携しても使えます。
ここでは、人気の日記アプリとの連携方法を紹介します。
Day One (日誌 / 日記)

まずは、TextExpanderの設定の「Share Snippets」をオンにしておきます。
Share Snippetsを選択

そしたら、Day Oneのアプリを起動して「Setting」を選択します。
Day OneのSettingを選択

続いては「Advanced」、「Update TextExpander Snippets」と選択することでTextExpanderに画面が切り替わり、Day Oneに画面が戻れば連携は完了です。
これで、Day Oneでスニペットを利用しながら日記が書けるようになります。
Advancedを選択 Update TextExpander Snippetsを選択

うまく動作しない場合は、再度、設定をオフ→オンと切替えてみてください。

iPadなどの他のiOSデバイスとのスニペット共有

同じネットワーク内であれば、iPadや他のiOSデバイスとスニペットを共有して利用することができます。
サンプルでiPhone 5とiPhone 4Sの共有手順を紹介します。

まずは、設定の「Share Groups」をオンにします。
これは、iPhone 5とiPhone 4Sで予め設定しておきます。
Share Groupsをオンにする

そしたら、メイン画面のGroupsで「+」をタップして「Add via Local Network」を選択します。
Add via Local Networkを選択

接続先のiPhoneを選択します。
接続先のiPhoneを選択

最後に、追加したいスニペットのグループを選択します。
追加したいスニペットのグループを選択

すると、iPhone 4Sで接続許可を求められますので、「Send」で許可すればスニペットをネットワーク内で共有できるようになります。
iPadで文章を打ちたい場合に利用するといいでしょう。
iPhone 4Sは許可を求められる

TextExpander for Macを持っている場合には、パソコンでも共有できるので、パソコンでスニペットを編集した方が素早く操作できます。

Syncを選択。
Syncを選択

後は、メニューの「Window」でTextExpanderを選択して、編集です。
パソコンでスニペットを編集

TextExpander 3の機能を備えたキーボードの利用

基本的な使い方は、事項の「TextExpanderの使い方」を参照してください。
ここでは、iOS 8からTextExpander 3の機能を備えたキーボードが他のアプリでも使えるようになりましたので、その設定を紹介します。

TextExpander 3をインストールしたら、iPhoneの「設定」からキーボードを有効にすることで利用できるようになります。

iPhoneの「設定」 → 「一般」 → 「キーボード」 → 「キーボード」 → 「新しいキーボードを追加…」 → 「TextExpander」 → 「English」 → 「English -TextExpander」 → 「フルアクセスを許可」をオン → 「許可」

上記の手順で設定をすると最後にこんな案内が出ますが、許可をだします。
確認した限りでは、パスワードを必要とする入力欄を選択すると自動でiPhoneデフォルトのキーボードに切り替り、他のキーボードは選択できなようになっています。

一応、パスワード入力欄以外でそのような機密情報の入力時にはデフォルトのキーボードを使うようにした方がいいでしょう。
キーボードへのアクセス許可

実際にTweetbot 3での使用画面ですが、残念ながら現在のところ日本語のキーボードには対応していないため、外部のアプリで使う場合にはスニペットを英数字で作成しておく必要があります。
(スニペットって何?っていう人は次項の基本的な使い方を参照してください)
実際のキーボードの利用

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  • アプリ名:TextExpander
  • 販売者: SmileOnMyMac, LLC
  • 価格(掲載時): 500円
  • アプリサイズ:10.8MB
  • バージョン(掲載時):3.0